「あぁ・・・目が疲れた・・・」
デスクワークして集中してると、ドライアイになりがちですよね。
そして、ドライアイになると、本当に目が疲れます・・・。
そんな目が疲れた時のために、少しでもドライアイが改善する方法を、4つご紹介します。
目次
その① ツボ押し
まずは、即効性があるツボ押しからご紹介!
目の周りには、3つのツボポイントがあります。
目と目の間の、小さなくぼみ
目頭より、少し上
②天応(青い点の部分)
眉毛の内側の少し下にあるくぼみ
③四白(紫の点の部分)
黒目の約3センチ下にあるツボ

ツボの押し方
それぞれ、1秒間に1回ずつ、どの指でも良いので、約10回ほど押してあげてください。
そうすると、少し楽になるのがわかると思います。
コツは、骨に向かって垂直に押すこと!
目の疲れを癒す神経は、骨の下にあるので、垂直に押してあげるとより効果があります。
その② 瞬き体操
次に、涙の量を増やすための瞬き体操をご紹介します。
瞬き体操をすると、自然な涙が目に広がります!
① 目をギュッと閉じる
② パッと目を開き、連続10回瞬きをする
③ 3セット繰り返す
④ あくびをする(できる環境なら)
これをやるだけでも、ジワーッと涙が出てくるのがわかると思います。
ドライアイは、瞬きの減少で、涙の量が減ることで乾燥してしまうのです。
ですので、瞬き体操をすることで、意図的に涙を出すことができます。
デスクワークの休憩として、体操をするのもおすすめです。
その③ 目を温める
ツボ押しと瞬き体操は、目を温めるとより効果が上がります。
「40度の蒸しタオルで目を10分暖める事は眼精疲労の回復に効果がある」
と花王のヒューマンヘルスケア研究センターの研究でも、立証されています。
40度の蒸しタオルは簡単に作ることができます。
作り方は、こんな感じです。
■ 蒸しタオルの作り方 ■
①厚手のフェイスタオルを水に濡らし、軽く絞る
(水が垂れない程度)
②電子レンジで加熱する
加熱時間は、500wで1分~2分。
③心地よい温度まで冷ます
電子レンジから取り出したタオルは、かなり熱くなっている場合があります。
触ってみて熱かったら、触って心地よい程度まで冷ましましょう。
蒸しタオルが作れたら、10分間目の上に置いて、リラックスしましょう。
温め終えた後に、ツボ押しや瞬き体操をすると、より目の回復に効果があります。
また、電子レンジで温めるだけで使える、便利なホットアイマスクもあるので、おすすめです♪
その④ 食べ物予防
次に、予防として食べ物からの栄養での改善をご紹介します。
ドライアイの食べ物対策では、特に4つの栄養素が有効です。
①ビタミンA
ビタミンAは目の粘膜を作る栄養素であるため、ドライアイ対策で重要な栄養素になります。
【ビタミンAが含まれる主な食べ物】
うなぎ ・レバー ・シソ ・ほうれん草など
②ビタミンB群
・ビタミンB1
エネルギー代謝を促進する機能を持ち、視力低下の予防や目の疲労を軽減させる作用があります。
【ビタミンB1が含まれる主な食べ物】
豚肉、ウナギ、ゴマ、玄米、レバー、そばなど
・ビタミンB2
目の細胞を再生させる効果を持つといわれています。
【ビタミンB2が含まれる主な食べ物】
ぶり、ひらめ、納豆、レバー、卵など
・ビタミンB6
眼精疲労を軽減したり、目の炎症を防ぐ効果があります。
【ビタミンB6が含まれる主な食べ物】
レバー、卵、にんじん、ほうれん草など
③アントシアニン
アントシアニンは、ブルーベリーに含まれる栄養素です。
ブルーベリーは目に良いってよく聞きますよね。
目には、目からの情報を脳に伝える視神経がありますが、目が疲れてくると、この視神経の再生が上手く出来なくなってしまいます。
アントシアニンは、この視神経の再生に効果がある栄養素です。
④ルテイン
ルテインは、目の中の水晶体や黄斑部などにある成分です。
目は、目を開けている時は、ずっと光に当たり続けていますが、ルテインは、有害な光によって発生する活性酸素を除去してくれる効果があります。
そのため、天然のサングラスと呼ばれていて、緑黄色野菜などに多く含まれています。
【ルテインが含まれる主な食べ物】
緑黄色野菜(にんじん、ブロッコリー、かぼちゃなど)、卵黄
また、食べ物でなかなか栄養素を摂れない場合は、サプリで摂取するとお手軽♪
特に、ルテインはなかなか食べ物で摂ることは難しいので、サプリがおすすめです。
参考:ドライアイに効くサプリのおすすめは?
まとめ
ドライアイの4つの改善方法をまとめます!
その① 瞬き体操
その① 目を温める
その① 食べ物予防
この4つをやるだけでも楽になるので、休憩の合間や気分転換にやってみてくださいね。
また、食べ物予防で、上記のような栄養素を定期的に摂るのが難しい場合、サプリなどで栄養を摂られることをおすすめします。