目の奥が痛い・・・!

そんなときには、マッサージをしたり、温めたり冷やしたりすることで、軽減することがあります。

 

しかし、目の奥の痛みと頭痛は密接な関係にあり、目の疲れだけなのか、それとも頭痛が原因なのかわかりにくいことがあります。

目の疲れだけでなく、頭痛が原因の目の奥の痛いのにはいくつかの特徴があります。単なる目の疲れだとスルーせずに、目の奥の痛いのが続くようなら検査をしてみましょう。

目の奥が痛い3つの原因

①眼精疲労

目の奥が痛い場合、最も一般的な原因は眼精疲労です。

眼精疲労は、眼の疲れがたまった状態が長く続くと発症します。眼精疲労になると、肩や首が凝って、ひどくなると吐き気やめまい、頭痛が起こります。

 

眼精疲労は単なる眼の疲れと違って、目を休めただけではなかなか改善されません。なぜなら自律神経が関わってくるからです。

目が疲れてくるとそれを補おうとして筋肉や神経も同時に酷使することになります。

筋肉の疲れは休めば比較的簡単に回復しますが、神経の場合はそう簡単に回復しないため、眼精疲労は治りにくいのです。

②斜視

片方の目の奥だけが痛い場合、もしかすると「斜視」が原因かもしれません。

斜視とは、どちらかの黒目がズレている状態。明らかに見た目に斜視という場合と、見た目ではあまりわからない場合があります。

 

見た目ではあまりわからない「隠れ斜視」の人は意外に多く、病院で検査して初めて斜視であることがわかるという人も少なくありません。

斜視は、左右どちらかの目の向きがズレており、正常の位置よりも目の筋肉をより酷使してピントを合わせようとするので、眼の疲れ方が違ってきます。

ズレている方の負担が大きくなって、目の奥が痛くなることが多くなります。

③副鼻腔炎(蓄膿症)

目を動かしたり、下を向いたときに目の奥が痛くなる場合には、副鼻腔炎を疑いましょう。副鼻腔炎は、風邪が引き金になってかかることが多い病気です。目の下の空洞の部分に膿がたまってしまうという症状です。

 

副鼻腔炎になると黄色~緑色の鼻水が出たり、鼻づまりがひどくなったり、臭いを発したりします。

目の奥だけでなく、ひどくなると頭痛や歯が痛くなることもあります。この場合は、目の奥が痛くても眼科ではなく耳鼻咽喉科を受診する必要があります。

目の奥が痛いときの3つの対処法

①目を休ませる

眼精疲労が原因の場合は、とにかく目を休めることです。

デスクワークが続いて目の奥が痛くなった場合など、昼の休みなどに20分程度昼寝をすることで疲労をやわらげることができます。

眼精疲労は眼の疲れの積み重ねですから、毎日少しずつ疲労を解消することが大切です。

②後頭部のツボを刺激する

目の奥の痛みは、直接目をマッサージしてもなかなか改善されません。

それよりも自律神経が原因で起こる目の奥の痛みは、ツボを刺激することで効果があるケースもあります。目の奥の痛みに効くツボとして、有名なのが「瘂門(あもん)」です。

 

ツボの場所は後頭部、首の中央にあるくぼんだ場所。首を軽く上げてみると、くぼみがわかりやすくなります。

 

押し方としては、中指を使います。利き手を下にして、もう一方の手を重ねてじっくりと押します。鼻に向けて力を加えるようなイメージです。

5秒間押してゆっくり離すというリズムで3~5分ほど続けましょう。

③温める

疲労が原因で目の奥が痛い場合には、温めることで血行をよくして目の周りの筋肉を柔らかくしてやります。

濡らしたタオルをレンジで温めてやれば簡単にホットアイマスクが作れます。

目の周りだけでなく、首筋なども同時に温めることで首コリ、肩コリを改善して眼の奥の痛みを取る相乗効果が期待できます。

おわりに

目の奥には、視神経だけでなく脳への重要な神経が複雑に絡み合っています。そのための頭痛を伴うことも多く、注意したい痛みです。

目の病気では「緑内障」、神経の病気では「三叉神経痛」、激しい痛みに襲われる「群発性頭痛」などがあります。

いずれにしても目の奥の痛みがしつこいようなら、一度病院を受診することをお勧めします。