スマホやパソコンを使っていると、よく目が疲れますよね。

疲れ目は大きく分けて「眼疲労」と「眼精疲労」の2種類あります。

眼疲労は、一時的な目の疲れで、睡眠や目を休めることで回復します。

 

また、眼精疲労は、慢性的な目の疲れで、睡眠や目を休めるだけでは疲れがとれず、疲れだけでなく目が重いと感じたり、目の奥の痛みやかすみ、頭痛、肩こり、吐き気、目の乾燥、充血などを伴う場合があります。

今回、この目の疲れが起こる原因や治療方法について詳しくご紹介します。

目の疲れの原因

目の疲れが起こる原因は大きく分けて3つあり、目の筋肉が凝り固まったり、目の周りの血行不良により、疲れ目が引き起こされます。

ここでは、原因となる3つについてご紹介します。

①目の矯正不良

目が疲れる原因として、一番多い理由は近視・遠視・乱視・老眼などの矯正不良によるものです。

眼鏡やコンタクト、老眼鏡の度数が強く矯正しすぎている場合や、弱すぎるなど矯正が適切でない場合は、目がピント調節を行おうと過度に働き、目の筋肉を緊張させ、目の疲れが現れます。

また、左右の視力に大きく差が生じている場合も、慢性的な目の疲れを起こす原因になります。

②長時間のパソコンやスマホの使用

パソコンを使用している時間が長い方や、パソコン使用中にコンタクトレンズを使用されている方は、より目に負担がかかりドライアイを引き起こし、疲れ目の原因になります。

その他にもスマホやPCなどを使用する際には、距離が近いことも疲れ目を引き起こします。

 

目には水晶体と呼ばれる、物を正確に捉える為のピントの調節機能が備わっています。目の中にある毛様体と呼ばれる筋肉が、この水晶体を引っ張ったり緩めることで水晶体の厚みを変えてピントを調節します。

パソコンを使用する際には、近くの物を捕らえている為、この毛様体が常に緊張状態にあり、筋肉が疲れることで疲れ目が引き起こります。

 

また、パソコンやスマホにあるブルーライトは、強い光を放ち目の奥にある網膜にまで届き、長時間浴びることで目を疲れやすくします。

パソコン使用中はまばたきの回数が10分の1に減る為、目の潤いがなくなり乾燥しやすく疲れ目を引き起こしますので、意識してまばたきをするようにしてください。

③他の病気

斜位や斜視などの目の位置の異常や緑内障、白内障、眼瞼下垂などの目の病気で疲れ目が引き起こされます。

また、目の病気だけでなく、自立神経失調、更年期障害など、体の病気でも疲れ目を引き起こすことがあります。

目の疲れを改善する5つの方法

疲れ目を改善する5つの方法をご紹介します。

1、ビタミンB12剤、調節賦活剤の点眼

点眼を用いて、乾燥から目を保護し潤いを与えて、疲れ目を緩和させることが出来ます。ビタミンB12は目の神経をよく働かせ、調節賦活剤は目の調整機能を改善する薬です。

2.メガネ、コンタクトレンズの度数の調整

裸眼や矯正の度数を確認して、現在使用しているメガネやコンタクトのレンズの矯正が正しく出来ているか確認しましょう。

矯正が正しく出来ていない場合は、目が疲れやすくなります。

特に度数が強い状態で、近くのものを見続けると目が疲れます。定期的に検査を受けて、度数の調整を正しく行いましょう。

3.温罨法(おんあんほう)・冷罨法(れいあんほう)

目の上に、温タオルと冷タオルを使って、目を暖かくしたり、冷やすことで、目周辺の血の流れを良くする方法です。

サウナと原理は似ていますね。血の流れを良くすることで、目の疲れが取れやすくなります。

4.食べ物

栄養補給でも目の疲れを解消することができます。特に、アントシアニンやビタミンB群、ルテインが有効です。

これらの食材が普段から摂るのが難しかったら、サプリメントで補うのもおすすめです。
参考:目のサプリメントのおすすめは?

①アントシアニン

疲れ眼にはアントシアニンが効果的です。

・食べ物:ビルベリー、カシス、ブルーベリー、ブドウ、黒豆、黒ゴマなど

②ビタミンB郡

ビタミンB郡は、目の疲れだけでなく、充血や炎症、視力低下防止にも効果を発揮します。

・食べ物:豚肉、玄米、ほうれん草、まぐろ、バナナ、牡蠣、チーズなど

③ルテイン

ルテインは、ブルーライトや紫外線などの有害な光から目を守ってくれる効果があります。

・食べ物:にんじん、ケール、パセリ、ホウレンソウ、ブロッコリー、かぼちゃ

5.ドライアイ治療

ドライアイは疲れ目を引き起こす為、ドライアイにならないように工夫することが必要です。ドライアイの方は涙の量が少なくなることが原因です。

したがって、涙の役割をする点眼を用いて目を保護しましょう。

 

また、パソコン使用中は、エアコンの位置を避けたり、加湿器を用いるなどして出来るだけ目を乾燥させない工夫が必要です。

おわりに

疲れ目は「眼疲労」と「眼精疲労」の2種類あります。

眼疲労を感じているにも関わらず、そのまま放置すると、慢性的な目の疲労に繋がります。

十分な睡眠や目を休めることが一番重要ですが、点眼や食べ物、マッサージなど今回ご紹介した改善方法を日常生活に取り入れて、疲れ目とサヨナラしましょう。