ものもらいとは、目の急性化膿性炎症のことで、まぶたが赤く腫れあがりったり、目やにや充血、痛み、痒み、違和感などを伴う目の病気です。

まぶたの縁には脂や汗を出す腺があり、この部分が細菌に感染することで引き起こされます。

 

地域によって呼び方が様々あり、「めばちこ」「めいぼ」「めばち」「めっぱち」「のんめ」などと呼ばれていますが、学術的には「麦粒腫」と呼びます。

発症すると、数日で皮膚の下に膿が現れだし、時間が経つと潰れて膿が外にでます。膿が出ることで自然と治る傾向にありますが、稀に重症化する場合もあると言われています。

 

ここでは、ものもらいの原因や治療方法について詳しくご紹介します。

ものもらいの原因

ものもらいが引き起こされる原因の多くは、黄色ブドウ球菌です。

この黄色ブドウ球菌は、ブドウ球菌の1種で人の喉や鼻、皮膚、腸管、毛髪、手指など様々な場所に存在する常在菌です。また、化膿した傷口に多く存在していると言われています。

 

この黄色ブドウ球菌の感染力は弱い為、通常は感染することはありませんが、体の抵抗力が弱まっている時や化膿した傷口に触ってから目に触れる、まぶた付近の衛生状況が悪い、コンタクトレンズが汚れているといった理由から、ものもらいが出来ます。

 

また、慢性的にものもらいが起こっている患者は、糖尿病やがんなどの疾患が隠れている場合もあるので注意が必要です。

ものもらいの治し方

ものもらいは、膿が出て目の周りを清潔な状態に保っていれば、抵抗力の備わっている大人の方であれば自然治癒することが出来ます。

しかし、重症化している方や子供の場合は、病院を受診し適切な治療を受ける必要があります。

 

病院での治療方法は、黄色ブドウ球菌を殺菌できる抗菌点眼薬や抗菌眼軟膏の使用が主な治療方法になり、重症の場合は、抗菌内服薬を使用する場合もあります。治療が適切に行われた場合、1~2週間ほどで完治します。

 

13歳~15歳の頃は、脂肪の分泌が活発になりやすい時期の為、ものもらいになりやすいです。その為、この時期は特に予防として丁寧に洗い流して、目の周りを清潔に保つことが重要です。

また、年配の方は、線が詰まりやすいので、ぬるま湯でまぶたを軽くマッサージして洗い流すことが予防に繋がります。

おわりに

ものもらいは、目の急性化膿性炎症のことで、まぶたの腫れや充血、痒みや痛みなどの症状を伴う病気です。

大人の方であれば、膿が出て目の周りを清潔に保っていれば自然治癒することも可能ですが、重症化している方や子供の場合は、病院で適切な治療を受ける必要があります。

慢性的にものものらいが起こっている方は、糖尿病やがんなど重大な疾患が隠れている場合もあるので、自己判断せずに病院を受診しましょう。